医院開業の流れ
診療方針・コンセプトの確立
まずは開業にあたって、クリニックの指針となるドクターの想いや今後のビジョンなどをじっくりとお伺いさせていただきたいと思います。その上でお客様と一緒にコンセプトと事業計画を決定していきます。
弊社グループでは、開業支援の他に『医療機器販売事業』『調剤薬局事業』『不動産事業』を展開しており、連携したサポート体制を整えておりますので、お一人おひとりに合わせた開業コンサルティングをご提供させていただきます。
診察圏・開業物件の選定
開業物件の選定は、クリニック開業の成否に関わる最も重要なポイントとなります。
弊社では、お客様の開業希望エリアの診察圏調査を徹底して行っております。ビルテナント、クリニックモール、または医院建築など様々な開業スタイルがありますが、交通アクセス、集患力、競合環境など様々な要素を考慮し、お客様に合わせた物件をご紹介いたします。候補となる物件については、データベースを参照するだけでなく、何度でも現地へ足を運び周辺状況を調査、分析を行います。
事業計画立案
経営者となるドクターにとって、『事業計画書』は財務計画などが記された医院経営の基盤となる重要なものです。クリニック開業に際して金融機関からの借り入れが必要となるケースが多いですが、弊社ではドクターの状況に応じて綿密な資金計画を行い、金融機関との交渉などもサポートいたします。
不動産契約
開業物件が決定したら物件の賃貸または売買の契約をオーナー様または売主様と交わします。
ご契約時には、クリニック開業にあたり契約内容に不足箇所や問題がないか、また諸条件面の確認など細かく精査し、契約書及び重要事項説明書等の書類作成から物件の引渡しが完了するまで一貫して対応いたします。
内装設計・施工
不動産の契約後、設計事務所や施工業者を選定し、クリニックの内外装工事を行います。
どのような形態での開業かによって異なるところもありますが、建築費予算や今後のスケジュールを確認しながらクリニックのデザインを検討していきます。
また、工事着工前に保健所及び社会保険事務所への事前相談も必要となります。
医療機器の選定
医療機器の納入には日数がかかるものもあるため、内装工事と同時進行で選定を行っていきます。
開業地診察圏のニーズや事業計画予算に応じて、クリニックに最適な機器の選定から各業者とのスケジュール調整、設置までサポートいたします。
スタッフ募集
スタッフの募集にあたっては、事前に社会保険労務士と『給与規定』や『就業規則』を定め、ハローワークや労働基準監督署などの届出も必要となります。
応募の準備から面接、採用にかかるまでの業務もお手伝いさせていただきます。
行政手続き
すべての準備が整った段階で『診療所開設届』『保険医療機関指定申請書』などをはじめとする関係諸官庁への書類提出を行います。
必要書類も多く煩雑な作業となりますので、書類作成から手続完了まで弊社でサポートさせていただきます。